落語家の立川志らく(62)が23日に自身のYouTubeチャンネルを更新。timeleszの篠塚大輝について言及した。
篠塚は18日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)で一発ギャグを披露。
童謡「大きな古時計」のリズムに合わせて「今は もう動かない おじいさんにトドメ~♪」とにこやかに歌唱し、SNS上で炎上した。21日に自身のインスタグラムで謝罪している。
志らくは一連の騒動に触れ「今回のはどこをどう擁護しようと思っても、あの一発ギャグ自体、替え歌としてそこまでうまくないし、(中略)それほど面白くない」と指摘。
「例えば爆笑問題やウエストランドが言うにしても、弱者を攻撃するようなのは避けると思うんだよ。今回の篠塚くんの場合は明らかにそういうこと。テレビ見てる人は朝のさわやかな番組にアイドルが出てきて、一発ギャグもさわやかなものを求めてたのが、ブラックジョークだっていうんで、けしからんとなったんでしょう」と分析した。
篠塚への批判が蔓延する現状には思うところがある。
「彼が謝って、メンバーも自分たちの責任であるとして、みんなで謝った。なのに、また執拗に叩いてくる人たちがいる。まだ若いんだからというと『立派な大人だ。分別がつかないのか』って。だけどね、人間なんて若いうちは間違いを問題を犯す事があるんですよ」と訴えた。
自身も若手の頃に、出演したラジオ番組で放送コードを逸脱したことがあった。
それらを踏まえた上で志らくは「あんまり攻撃すると、これが40、50(歳)のベテランならどうにもなるけど、トラウマといっちゃあれだな。言った方が悪いんだけど、1人の才能を潰すよう真似はしないでほしいんだよね。大切な宝なんだから」と指摘。
「〝本当にダメだよ〟、〝ごめんなさ〟〝すいません〟で終わらせてあげないと。人前に出るのが怖いとか、メンバーたちもあまりに叩かれると、自分たちが本当にパフォーマンスしていいのかとか、そういう風に追い込まないでほしいんだよね」と語り「知ってる人が困ってると見てられないということで、私も頭を下げます。timeleszの篠塚くん、許してやってください。お願いします」と懇願した。
