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1: 名無しのがるび 2025/11/24(月) 06:39:52.23 ID:s1gyMHMJ9
西武栗山巧外野手(42)がプロ25年目となる来季限りでの現役引退を決断したことが23日、分かった。01年ドラフト4巡目で入団。ライオンズひと筋で通算2150安打を積み重ね、4度のベストナインを獲得した。強い情熱と統率力で獅子の精神的支柱だったミスターレオも、四半世紀を節目に決断。異例ともいえる“来季で引退”宣言をもって、背番号1が最後のシーズンを迎える。

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背番号1の応援タオルを肩にかけるファンも大勢、ベルーナドームで行われたファン感謝デーに詰めかけた。栗山も笑顔。野球対決で打席に立ち「ありがたい声援が聞こえました」と感謝を口にした。この日を迎えるまでに心ひそかに決めていた。

プロ25年目の来季終了をもって、成績にかかわらず現役を引退する-。

育英(兵庫)から門をたたき、ライオンズひと筋の24年間を駆け抜けた。プロ20年目、38歳で通算2000本安打を達成。そこから4年間でさらに150本の安打を積んだ。ただ今季は通算3000塁打に到達したものの、わずか11試合で23打数2安打。四球も0。「それだけ(ストライク)ゾーンで勝負されたということ」と唇をかんだ。

結果が出なくても誰よりも早くグラウンドに姿を見せ、野球用具をベンチにきれいに並べる。後輩が見習うべき姿や卓越の技術や経験をもって、球団は来季の選手契約方針を早々に決めた。研さんは止まらない。このオフも朝早くからマシンに向き合い、魚雷バットを試す姿がある。

選手会長を2年間、キャプテンを5年間務めたリーダーシップは、ファンの心もつかんできた。「栗山さんの言葉は、他の選手のものとは重みが違う」という声も多い。今年2月の高知・春野キャンプでは練習後、何度か即席サイン会。サインをお願いする手が震えているファンが何人かいた。栗山は「震えてはる人、いますね。声が震えてる人も、手が震える人も」と気付いている。自身の見られ方を痛感し、恥じぬように鍛錬を重ねてきた。


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