“他局への出演禁止”『月曜から夜ふかし』桐谷さんの暴露の止まらぬ余波「もう通用しない」視聴者の反発
『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)の名物キャラクター・桐谷広人さんが10月14日、自身のXで「他局のバラエティ番組への出演を禁じられている」と告白し波紋を広げている。
10月20日には『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出てみたいと本音を明かしたものの、他局への出演を解禁しない日テレの“囲い込み体質”に改めて不信感が広がっている。芸能記者がこう語る。
「桐谷さんは10月13日放送の『月曜から夜ふかし』に出演した翌14日、Xで『私を発掘したのはカンニング竹山さん』と前置きした上で、『夜ふかしに出て、他のバラエティは出演禁止になりました(いろいろ出ると視聴率が落ちるとのことで)』と投稿し、話題となりました。
さらに、20日配信の『フライデーデジタル』のインタビューで、『私を世に出してくれたのは、お笑い芸人のカンニング竹山さんなんで、竹山さんから何度も出演のお誘いを頂いていたのですが、断らなくてはいけなかったことが、本当に申し訳ないです』と再び言及。
特に『しくじり先生』からは熱心に出演オファーを受けていると内情を語り、『出てみたいですね。実際に私も株で“しくじって”ますし、面白い話ができると思うんです』と自信を覗かせていましたね」
桐谷さんの今回の告白を受けて、X上では改めて日本テレビの囲い込みへの批判が寄せられている。
《自分の身が大切なオールドメディア》
《日テレ何様?》
《出演者を独占して、他番組を締め出す。令和の時代にそれはもう通用しない》
《この様な囲い込みは独占禁止法違反じゃないの?》
など、反発する声が多い。芸能プロ関係者は、日テレの対応について、こう語る。
「いまどき、他局に出たからといって視聴率が下がるという考え方自体が時代遅れです。桐谷さんのレア感を出したいという思惑は分かりますが、目先の数字にこだわるあまり、テレビ局のイメージが下がるのは本末転倒です。
14日の『夜ふかし』のオンエアでは桐谷さんの妹が、『“夜ふかし”は再放送してもお金をくれない。“夜ふかし”はタダ』と、桐谷さんがボヤいていたことを明かし、待遇はそこまでよくないことが判明。番組への貢献に対する対価として果たして適切なのか疑問も残りますね」
日テレによるタレントの囲い込みは、今回が初めてではない。
「人気料理研究家のリュウジさんも『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に不定期で出演していたものの、裏番組の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演したところ、一切呼ばれなくなったと明かしています。ただ、逆に言えば他局への“出演禁止”はあくまでお願いベース。ここまで騒動が広がったため、今後はこうしたお願いもできなくなるかもしれません」(前出・芸能プロ関係者)
ここまで暴露した桐谷さんが再び同番組に呼ばれるのかどうかも気になるところだが……。