ユーミン　旧姓“荒井由実”時代のファンにぶっちゃけ「そこに引き戻されるのが大変だった」
[ 2025年11月3日 11:20 ] スポニチ

　シンガー・ソングライターの松任谷由実（71）が2日放送のテレビ朝日系「EIGHT-JAM」（日曜後11・15）に出演。旧芸名“荒井由実”時代のファンに対する本音を語った。

　今月18日に、40作目となるオリジナルアルバム「Wormhole / Yumi AraI」を発売するユーミン。今回は“AIと人間の共生”をテーマに、50年間の音声データを元に“第3のユーミンの声”を生成、AIと旧姓の荒井由実を掛けた名義でのリリースとなった。

　その理由について、ユーミンは「それはもうプロデューサーが、“お前の旧姓を知ってるか？AとIでできてるんだぞ”っていう。なんか思し召しのような気がしました」と解説した。

　番組で音源を聞いたSUPER　EIGHTの安田章大は「どの世代も好きな方がたくさんいらっしゃる。あの時代が好きだったっていう方もいらっしゃって、今もご活躍されてて好きだっていう方も。その時代を旅してる感じが心地よかった」と絶賛した。

　するとユーミンは「スタッフがいいことを言ってくれたんだけど」と前置きしながら、「ベストアルバムって年代でこう（縦に）切る。これは横切りの、今までやってきたことのエッセンスを全部合わせたようなベストアルバムになってる」と比較した。

　そして「特にね、荒井由実時代はファンがガチガチで」と回想。「もうお亡くなりになった方も多いと思いますけど」と笑わせながら、「そこに引き戻されるのが大変だった」と吐露。「“荒井由実は良かったのに”ってね」と語っていた。