お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが7日、小説『お腹が減りませんように、満月まで届きますように』(紺野ぶるま著)の文庫化発売記念プレスイベントに登壇。質疑応答では、今年1月に破局したリチさんとの関係について言及した。
イベントの司会を務め、小説を絶賛したクロちゃんは、「リチの分もあとでちょうだいね」とリクエスト。
紺野は「クロちゃんよりリチさんに読んでほしい。たぶんクロちゃんと別れて悩んでいる。付き合ったことを後悔していると思うので」とイジると、クロちゃんは「ひどい話!」とツッコミを入れた。
現在のリチさんとの関係を聞かれたクロちゃんは、「僕はまだ付き合っていると思っている」と未練をにじませ、「2週間に1回くらい会っています。なので、ぶるまからサイン入りの(著書)をもらって渡そうと思っています」と笑顔。紺野は「小説につなげてもらってありがとうございます」と感謝した。
トークセッションでは紺野が自身の著書について、「私は最近“令和最強人妻芸人”と言われていますけど、その私が内側から見ても外側から見ても超おもしろいなと思っています」と自画自賛。
クロちゃんは今作の性描写を絶賛し、「自分が初めてHした時のことを重ねたりした。甘酸っぱい感じがした」と笑みを浮かべた。
自分語りが止まらないクロちゃんは、「もともとアニメしか興味がなかった。27歳の時に初めて女芸人に紹介してもらったのが、セーラームーンみたいな格好をした女の子。『2.5次元だ!』と思った」と回想。「プロテインを持ってきてくれて、『俺のこと好きなんだ!』と思って、その日のうちに初を済ませた」と赤裸々に告白した。
紺野は今作に描かれたシーンとクロちゃんの初がリンクしたことに驚愕。
クロちゃんは、「もともとセーラームーンが好きだった。当時は朝起きたらセーラーマーキュリー・水野亜美ちゃんの等身大ポスターが貼ってあったから、それと自分の身長を計って『今日も俺の方が高いね』と言って、そのあとに、『うる星やつら』のラムちゃんに『チュッ。おはよう』とやっていた。それを思い出したよ」と明かした。
本作は、2022年に刊行された紺野の初小説『特等席とトマトと満月と』が、タイトルを新たにして文庫化したもので、「どっちつかず」な女芸人の葛藤の日々を軽やかに残酷に、リアルに描いた長編小説となっている。
