1: 名無しのがるび 2025/11/15(土) 20:25:10.79 ID:??? TID:SnowPig
定年は、人生における大きな節目。
特に現役時代を仕事中心に過ごしてきた男性にとって、退職後に「居場所がない」と感じる問題は深刻化しているようです。
ある男性のケースをみていきましょう。
毎日の日課は図書館通い…定年夫の戸惑い
大手メーカーで働いてきた木村修さん(63歳・仮名)。
60歳の定年で手にした退職金は2,700万円ほどだといい、これを機にきっぱりと仕事人生に区切りをつけました。
「再雇用の道もありましたが、後進に道を譲るべきだと考えましたし、なによりも体力的な不安もありました。 退職金も人並み以上にもらうことができたし、老後の蓄えは十分にあるつもりでした。 経済的な心配はありませんでした」
退職当初は、現役時代は難しかった長期の旅行に妻・洋子さん(仮名・62歳)と行くなど、定年生活を存分に楽しんできましたが、そんな非日常をいつもしているわけには行きません。
次第に時間を持て余すようになりました。
「趣味という趣味もなくて」と木村さん。
そこで目をつけたのが、近所の図書館でした。
「朝、開館と同時に入館し、まずはすべての新聞に目を通す。 経済紙からスポーツ紙まで。現役時代からの癖ですね。 それが終わると、雑誌コーナーで週刊誌を読みふける。 昼は自宅に一度戻るか、近くの蕎麦屋で済ませます。 午後はまた図書館で、新書や歴史小説を読み、夕方に帰宅する。 ほぼ毎日、この繰り返しです。どんなにいても、無料ですからね」
この数ヵ月で読んだ本は数え切れないといい、この年になってさまざまな知識を吸収することに充実感を覚えていたそうです。 そして何より、妻・洋子さんとの間に流れる気まずい空気を回避するのにも、図書館通いはもってこいだったといいます。
「家に一日中いると、妻がイライラしているのが伝わってくるんです。 私がリビングでテレビを見ていると、掃除機をかける音がやけに大きかったり、ため息をつかれたり。 私も手伝おうとしたんですよ。しかし『余計に時間がかかるからやめて』と……」
つづきはこちら
特に現役時代を仕事中心に過ごしてきた男性にとって、退職後に「居場所がない」と感じる問題は深刻化しているようです。
ある男性のケースをみていきましょう。
毎日の日課は図書館通い…定年夫の戸惑い
大手メーカーで働いてきた木村修さん(63歳・仮名)。
60歳の定年で手にした退職金は2,700万円ほどだといい、これを機にきっぱりと仕事人生に区切りをつけました。
「再雇用の道もありましたが、後進に道を譲るべきだと考えましたし、なによりも体力的な不安もありました。 退職金も人並み以上にもらうことができたし、老後の蓄えは十分にあるつもりでした。 経済的な心配はありませんでした」
退職当初は、現役時代は難しかった長期の旅行に妻・洋子さん(仮名・62歳)と行くなど、定年生活を存分に楽しんできましたが、そんな非日常をいつもしているわけには行きません。
次第に時間を持て余すようになりました。
「趣味という趣味もなくて」と木村さん。
そこで目をつけたのが、近所の図書館でした。
「朝、開館と同時に入館し、まずはすべての新聞に目を通す。 経済紙からスポーツ紙まで。現役時代からの癖ですね。 それが終わると、雑誌コーナーで週刊誌を読みふける。 昼は自宅に一度戻るか、近くの蕎麦屋で済ませます。 午後はまた図書館で、新書や歴史小説を読み、夕方に帰宅する。 ほぼ毎日、この繰り返しです。どんなにいても、無料ですからね」
この数ヵ月で読んだ本は数え切れないといい、この年になってさまざまな知識を吸収することに充実感を覚えていたそうです。 そして何より、妻・洋子さんとの間に流れる気まずい空気を回避するのにも、図書館通いはもってこいだったといいます。
「家に一日中いると、妻がイライラしているのが伝わってくるんです。 私がリビングでテレビを見ていると、掃除機をかける音がやけに大きかったり、ため息をつかれたり。 私も手伝おうとしたんですよ。しかし『余計に時間がかかるからやめて』と……」
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