◇以下、ネタバレがあります
いつも勝利に届かないロイヤルホープだったが、栗須(妻夫木さん)は耕造(佐藤浩市さん)に2017年の有馬記念終了後、来年の有馬記念を最後に自身もロイヤルホープも引退すると告げられ驚きを隠せなかった。
それは事前の家族会議でも伝えられ、次期社長へは優太郎(小泉孝太郎さん)と突然命じたため、優太郎も戸惑いを隠せないでいた。実は耕造の体はがんにむしばまれてしまっていたのだ。栗須は耕造と隠し子の中条耕一を合わせようと心を砕くが、耕一からはにべもなく断られてしまう。
一方、ホープはドバイゴールドカで優勝したのをきっかけに復調し、G1は勝てないまでもジャパンカでも2位に入るなど好成績で有馬記念への出走を決める。容体が悪化した耕造は中山競馬場に行くことはできなかったが、病院からホープのラストランを見守った。
雨の中山競馬場。飛び出したロイヤルホープは大逃げを決めるが、ヴァルシャーレとイマジンドラゴンにつかまってしまう。しかしそこからホープは二の足で再び追いつき3頭同時にゴールするのだった。
判定の末1着はイマジンドラゴン、ロイヤルホープは2着で引退を勝利で飾ることはできなかったが、落胆する栗須に耕造から電話がかかってくる。「ここ最近俺がぬ前提で話してないか? 勝手にすんじゃないよ。負けたままねるかよ。ホープの嫁さんも探さなきゃなんねえんだ」と電話口の耕造がつぶやくのを聞いた栗須は安堵する。しかし、ホープのラストランに心を動かされた耕一からの「まずは一度栗須さんにお会いしたいです」というメールを目にするのだった……。
視聴者からは「ホープ頑張ったね」「最終回ばりに泣いた」と、ロイヤルホープの激走をたたえる声が相次いでいた。
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