11/22(土) 16:34
デイリー新潮では男女300人に「もうそろそろ終わってほしい長寿番組」をテーマにしたアンケート調査を実施。
“終わってほしい長寿番組”で挙がる名前】を参照いただきたいが、芸能ジャーナリストでテレビ番組にも詳しい宝泉薫さんには、名前の挙がった番組の中に、とくに注目するものがあるという――。
今回のランキングの中で、宝泉さんが注目する番組名があった。「やっと『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)に“終わってほしい”という声が表面に出てきました。長年、あのノリが苦手だという声もあったので少し納得です」
宝泉さんのいう「はじめてのおつかい」は「終わってほしい5位」にランクイン。1991年にスタート、泣ける感動系番組として知られているが、コンプライアンスが厳しい近年では「子供をひとりでおつかいに行かせるなんて危険」「虐では」といった声も噴出し、たびたび話題に。今回のアンケートでもそこが浮き彫りとなったが……。
「コンプラ問題うんぬんでなく、あの“みんな好きでしょ”“泣けるでしょ”という空気感が苦手という人も多かった。あれで泣かない人は人でなしとされる風潮もあったので、アンチがいたとしても可視化されづらい。またそういうところを狙っている感もありました」
昔からテレビ業界では“動物と子どもには勝てない”という言葉があるが、アンケート結果を見ると、最近はだいぶその状況も変わってきているのでは、と宝泉さん。
「まず少子高齢化で、単純に子どもが少ない。子ども目線で感情移入しようにも子どもの数が少ない……さらに言うと親も少ないんです。“親目線で番組を感動的に見られる人”がすでに少数派になってしまった令和のいま、もう昔の手法が通用しない番組になってしまったのでは」
(中略)
「そういった、大人が子どもを見守る番組の構図がもう破綻しているんですよね。それに加えて、ポケモンカードの転売ヤーのように“子どものための産業に大人が介在する嫌な感じ”があり、子どもそのものを見世物的にビジネスにしている印象を覚えてしまう。かつて最強と言われた子どもコンテンツはもう厳しいものになってきています」
一方、もうひとつのキラーコンテンツは健在。
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