1: 名無しのがるび 2025/11/21(金) 15:01:34.43 ID:TBEq+XmN9
「子持ち様」――SNSでしばしば見かけるこの言葉。公共の場での子連れへの配慮を求める声に対し、「特別扱いを要求している」という批判的な意味で使われます。でも、子育て当事者が本当に求めているのは「優遇」なのでしょうか?こども家庭庁が行った調査から見えてきたのは、意外な実態でした。今回、こども家庭庁の安藤温子広報推進官に、「こどもまんなかアクション」の取り組みと、子育て当事者の本音について伺いました。(文・吉澤恵理)
「優遇ではなく理解を」子育て当事者が求めた本当のサポート
――まず、「こどもまんなかアクション」とはどんな取り組みなのでしょうか?
安藤温子さん(以下、安藤さん):こどもまんなかアクションとは、こどもや子育て中の方々が気兼ねなく様々な制度やサービスを利用できるよう、地域社会、企業など様々な場で、年齢・性別を問わず、全ての人がこどもや子育て中の方々を応援する、社会全体の意識改革を後押しする取組です。
こども家庭庁が発足してすぐの2023年6月~7月にかけて、子育て当事者の方々を対象に調査を行いました。公共の場でどんなことに困ったか、何をサポートしてほしいと思ったかを伺ったんです。
すると意外な結果が見えてきました。
「特別な支援をしてほしいのではなく、理解やちょっとした配慮がほしい」
・席を譲ってほしい
・順番を優先してほしい
といった優遇ではなく、
・ベビーカーで困っているときに声をかけてもらえる
・泣いてしまっても「大丈夫だよ」と言ってもらえる
といった 「気遣いや理解」 に対するニーズが多数あがっていたのです。
調査では、公共交通機関に限らず、職場や日常のちょっとした場面で理解がほしいという声が非常に多く寄せられました。
こうした現状から、私たちは、社会全体のまなざしを変えることを目的にしています。
nobico 2025.11.19 12:31 2025.11.19 12:00
