女性トラブル騒動で世間を賑わせた元SMAPの中居正広氏(53)が今年1月23日に芸能界を引退してから、もうすぐ10か月。メディアの前に姿を表すことはすっかりなくなったが、中居氏の口からは、木村拓哉(52)の名前が飛び出している──という報道が、ファンをざわつかせている。
中居の“近況”を伝えたのは、11月6日発売の『女性セブン』(小学館)だ。同誌によれば、引退後の中居は、最近外出頻度を上げているという。
「中居氏は、引退直後はあまり外にも出ず、それまで関係が深かった人と話すぐらい。しかしここにきて『女性セブン』が、中居氏が、木村と話したがっている、というテレビ局関係者の話を紹介したのです。記事によれば、中居氏は、関係者を頼って、木村さんと会うチャンスを探っていたとか。関係者は“騒動についてきちんと説明していないのが心残りなのかもしれません”との私見も述べていました」(女性誌編集者)
果たして中居氏は木村と会って何がしたいのか──当然、疑問は湧く。スポーツ紙記者は、「そもそもSMAPの解散話が持ち上がった頃から、中居氏と木村さんは折り合いが悪いことが取り沙汰されてきた」と振り返る。
「2016年年頭、木村さんだけが当時のジャニーズ事務所に残り、ほかの4人は退所・独立することが一部スポーツ紙で報じられました。当時は、一人だけ別の決断をしたとして木村さんが叩かれましたね。結局SMAPは同年年末で解散し、草なぎ剛さん(51)、香取慎吾さん(48)、稲垣吾郎さん(51)は2017年9月に独立。中居氏は2020年3月まで事務所に在籍。中居氏は3人より少し長く事務所に在籍したものの、木村さんと共演することはありませんでした。
その後2023年4月、中居氏と松本人志さん(62)がMCを務めていたトークバラエティ番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に香取さんがゲスト出演したときも、草なぎさんや稲垣さんの話題は出ましたが、木村さんの名前は出ないまま終了しました」(前同)
■木村拓哉が明かしていた“SMAPの関係性”
元来SMAPは、“仲良し”を売りにしてきたアイドルグループではなかった。2024年12月20日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)にゲスト出演した木村は、渡辺翔太(33)からSMAP内での掟やルールはなかったのかと聞かれると、「ひとつもない」と明かし、“ああしよう、こうしよう”といった相談も「全然ない」ときっぱり。
そうしたSMAPのあり方について、渡辺は「それであのチームワークですか!?」と感嘆の声をあげたが、木村は「チームワークに見えてればいいけどね」と淡々と返し、何かにつけて話し合っているというSnow Manの姿勢に、「それができるチームは、絶対そっちのほうがいいんじゃない」と意味深につぶやいたほどだ。
この木村の態度からは、SMAPが特に話し込むグループではなかったことがうかがえるが、今、木村に会いたいという中居氏の意思が本当なら、どういった思惑があるのか――。芸能ジャーナリストの三杉武氏は首を傾げる。
「『女性セブン』はもともと、昨年中居さんの女性トラブルを最初に報じたした媒体ですし、中居さんが木村さんに接触を図りたがっているという情報も、確度高く掴んでいるのかもしれません。
2人の関係性でいえば、互いに尊重し合うことでグループの均衡はとれていたと思いますが、少年時代を別として、プライベートで交流があった印象はありません。
中居さんにしてみれば、解散騒動のとき、意見が分かれた木村さんに対して、もっと話し合えば良かった……といったような遺恨はあるかもしれませんが、わざわざ今さら木村さんに謝罪するのも不自然ですよね。
気心知れた間柄の人に、軽い感じで“(木村さんに)会いたいなあ”というぐらいのことは言うかもしれませんが、常識的に考えたらクエ[。木村さんにしても困惑なのではないでしょうか……」
木村は、11月21日には映画『TOKYOタクシー』の公開を控え、さらに、来年には『教場』の新作映画公開も控えるなど、順調に活躍を続けている。そうした姿に、中居氏は何を思うのだろうか。
