ゆたぼん「パンダも中国に利用されて可哀想」　中国側の「パンダ見られなくなる」に「だから？」

　元不登校YouTuberで、現在は高校生で冒険家を名乗るゆたぼん（16）が25日までに、X（旧ツイッター）を更新。

　日中関係の緊張悪化がパンダに影響を与える可能性に言及した中国メディアの一部報道をうけ、私見をつづった。

　高市早苗首相は7日の国会で、「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した。

　これをうけ、中国の薛剣（せつけん）駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」とSNSに投稿したことが問題化。　

　さらに、中国の外務次官が日本の駐中国大使に、また日本の外務省が中国の駐日大使に、それぞれ抗議したなどと伝えられているなど、波紋が広がっている。

　また中国は日本への渡航自粛を呼びかけ、日本産の水産物の輸入手続きを停止するなど、高市発言への対抗措置とみられる動きを強めており、両国間の関係に緊張が広がっている。

　そうした中、中国紙の北京日報は20日、同社のSNSの中で、日中の緊張状態が続けば中国が新たなパンダの貸与を控えることで、日本でパンダが見られなくなるとの中国の専門家のの見解を報じた。

　こうした状況をうけ、ゆたぼんは「なんか中国が『日本はパンダがいなくなる状況に直面するだろう』と言っていたけど、だから？って話ですよね」と切り出した。

　そして「中国は何を言いたいのか全く分からないし、ここまで来たら可哀想になってくる。僕はパンダが好きですが、パンダも中国に利用されて可哀想なので、生まれた場所でゆっくり過ごして欲しい！」と述べた。