
2025年10月24日、トヨタは本格スポーツカー「スープラ」の生産終了について、公式サイトで発表しました。
同車は2026年3月をもって生産終了するといいます。
スープラは、トヨタが製造・販売する2ドアのスポーツカー。
初代にあたるモデルは1978年に登場し、北米では「セリカ・スープラ」、日本国内では「セリカXX(ダブルエックス)」の車名で展開されていました。
その後、3代目モデルから日本国内でも車名をスープラに統一し人気を博しましたが、2002年に4代目モデルの販売終了とともに一度ラインナップから消滅。
約17年後の2019年に、BMWとの共同開発によって「GRスープラ」として現行型の5代目モデルが登場し、販売がスタート。
しかし2024年11月28日には、特別仕様車「A90 Final Edition(A90ファイナルエディション)」が発表されたため、
いよいよ生産終了が近いと、ファンからは惜しむ声が寄せられていました。
そして今回、ついにトヨタから正式に、スープラの生産終了が発表され、初代から数えて約47年の歴史に幕を下ろすことになります。
公式サイトには、生産終了の知らせとともに、「たくさんのお客様にご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
購入をご検討中だったお客様におかれましては、生産終了のお知らせとなり、大変申し訳ございません」と掲載。
また、「代替の車種などについては、お近くの販売店にお問い合わせください」との記載もあり、
いわゆる一般的な生産終了時の言い回しで見られる『新規注文が生産台数に達した時点で販売終了する』といった内容とは異なっています。
これは確定事項ではありませんが、“代替の車種を案内する”という言葉からも、すでにスープラの注文が生産台数に達した可能性もあり、
購入を検討中だった人は早々に最寄りの販売店に問い合わせる必要がありそうです。
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