11/22(土) 9:56
シンガー・ソングライター春ねむり(30)が22日までにX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言をあらためて批判した。
春は19日、高市首相の国会答弁によって日本のアーティストによる中国での公演やイベントが延期・中止となるなど影響が及んでいることを受け「ミュージシャンがノンポリぶったり冷笑したり無視したり黙ったりしている間に、演奏や文化交流の場が失われていく。政治に関わらない文化などこの世に無いからだ。黙るな。怒れ。抗議しろ。お前の音楽がこの世界のどこかで誰かに出会う可能性を、ひとつも、クソ政府のクソ政治家に奪わせるな」と、政治に関する意見などを発信しないミュージシャンに向けた檄文を投稿。賛否さまざまな意見が寄せられた。
春は「嫌中感情に基づくリプライの多さに辟易とする。まず、台湾のことは台湾の人たちが決めるべき。そして、努めて対話で解決されるべき問題に対し、政府公式見解を正当な手続き無しに曲げる形で、台湾も中国も軽視し、軍事行動に与する高市さんの発言が今回事態の発端。まず非難されるべきなのはそこだろう」と自身の考えを示していた。
今回の投稿では「中国政府のやり方が国家として全体主義的で批判に相当するのは書くまでもなく同意だ」とした上で、「でも最初に不要なファイティングポーズを取ったのは高市さんの方で、わたしは日本に居るからそれをまず非難しているの」と高市氏を批判する理由を説明。「その前提を無視して、人を揶揄したいだけのリプライの多さ、ほんとうに話にならないと思う」と自身に向けられる批判に反論した。
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