no title

1: 名無しのがるび 2025/10/22(水) 19:58:48.13 ● BE:567637504-PLT(56555)
sssp://img.5ch.net/ico/si2.gif
 がんで闘病していた男性が「X(旧ツイッター)」に遺した最期の投稿が、共感の輪を広げています。

の間際のユーモアのこもったメッセージがインターネットユーザーの心を揺さぶり、がん対策の研究機関に「香典」と称して寄付をするムーブメントにつながりました。

寄付金は少なくとも数百万円を超えるとみられます。どんな男性だったのでしょうか。父親の話などから経緯をまとめました。

◇珍しいがん、闘病むなしく

 注目を集めたのは「なかやま」と名乗る人物の投稿だ。投稿の内容などによると、2023年10月ごろに「年に20例ほどしか観測されないような」珍しいがんが判明し、手術を受けたものの再発。ステージ4と診断され、抗がん剤治療を受けていた。

 予兆があったのだろうか、25年10月10日、「多分そろそろぬ」とつづった。続く投稿は13日。友人を名乗る人物により「10月12日の夜、なかやまは静かに息を引き取りました」と記された。

◇後の投稿に反響、閲覧3億1000万回

 ところが翌14日、なかやまさんのXに「グエーんだンゴ」という書き込みが現れた。

この文面はネットの掲示板「2ちゃんねる」でかつてはやったスラングの一種。投稿時刻は午後8時ちょうどで、なかやまさん自身が予約機能を使って、自分の後に投稿されるように仕込んだものとみられている。

 を目前にしてもなお、ユーモアを忘れなかった振る舞いは、ネット上で大きな反響を呼んだ。

「グエーんだンゴ」という投稿は10月22日時点で3億1000万回閲覧された。ネットのしきたりに従って、多くのネットユーザーがやはりスラングである「成仏してクレメンス」と書き込み、なかやまさんの冥福を祈った。

◇一度決めたらこつこつと

 アカウントの持ち主は、北海道津別町出身の22歳だった中山奏琉(かなる)さん。「頑固な、まじめにこつこつ取り組む子でした」。

電話で取材に応じた父親の和彦さん(48)によると、一度決めたことを地道に続けていた奏琉さんは、一心に打ち込んだソフトテニスで中学校時代に北海道大会で優勝したこともあったという。

 目指した北海道大学にも、浪人を経て20歳で合格。理系の学部に進んだ。理由を聞いたことはなかったが、最近、見舞いに来た高校の先生から「父親が農業だから、農業機械などを作りたい」と話していたと聞いた。和彦さんは「素直にうれしかったですね」


続きを読む