離党騒動も社民・福島氏「ネットで愛されてる」　ラサール氏とコメディーに混じる〝自嘲〟
社民党の福島瑞穂党首は6日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティー「秋の夜長のつどい」を開催した。社民は政党要件ギリギリの状態が続く上、唯一の衆院議員、新垣邦男氏（沖縄2区）が離党届を提出し、足元の不安定さが増している。一方、福島氏やラサール石井参院議員は独自の〝コメディー路線〟を展開しつつ、高市早苗政権批判を繰り広げた。

(中略)
「私はどこに帰ったらいいのか」

壇上で福島氏は「一度どれかが5000万ビューいった。ネ（＝ネット上の右翼とされる人）は福島瑞穂大好き。愛されている」などと胸を張った。

福島氏に対しては、ネット上で「～国に帰れ」などの言葉が寄せられるという。

「選択的夫婦別姓をやっているときは『スウェーデンに帰れ』。事件をやっていると『韓国に帰れ』、中国に行ったら『中国に帰れ』。次は『クルドに帰れ』『火星に帰れ』『宇宙に帰れ』…私は一体どこに帰ったらいいんだー。日本でしぶとく頑張ります」

パーティー後、福島氏は記者団に「社民は弾圧を受けても残っている。これからだ」と強調し、ネット上で寄せられる批判も「関心を持ってくれてありがとう。私たちを絶賛してくれる人ばかりではない。そういう人とも話ができるかなと思っている」と語った。（奥原慎平）